【人間ドックQ&A】子宮筋腫はなぜできる?放置していい?治療の目安を現役ナースが解説🌸
✍️ 執筆:もも(看護師・保健師歴10年以上/健診センター勤務3年) ▶ プロフィール
皆さん、こんにちは!ももです🍑
「婦人科検診でまた子宮筋腫って言われました…毎年言われているんですよね」
健診センターでよく聞く言葉です。子宮筋腫は成人女性の3〜4人に1人が持っているほど身近な良性腫瘍。「毎年言われている」という方がとても多いんです。
今日は「なぜできるの?」「放置していいの?」「治療の目安は?」をまとめて解説します🌿
🤔 子宮筋腫ってどんなもの?

子宮筋腫は、子宮の筋肉の一部が異常に増殖してできる良性の腫瘍です。
「良性」というのは、がんではないということ。そのため命に直接関わることはありませんが、大きさや場所によっては様々な症状を引き起こすことがあります。
💡 なぜできるの?「私のせい?」
結論から言うと——「あなたのせいではない」 です🌸
子宮筋腫の確定的な原因は医学的にはまだ解明されていませんが、**エストロゲン(女性ホルモン)**が大きく関わっていると言われています。
- 初経(生理が始まる前)には見られない
- 閉経後は自然に小さくなることが多い
つまり女性ホルモンが活発な時期に誰にでも起こりうる「体質」のようなものです。
よくある誤解
| 「〇〇のせい?」 | 実際は |
|---|---|
| ストレスのせい | 直接的な原因ではない。ただしホルモンバランスに影響することはある |
| 食べ物が悪い | 特定の食べ物で筋腫ができる根拠なし |
| 遺伝 | 家族に筋腫がある場合はなりやすい傾向あり |
自分を責めなくて大丈夫です😊
🏥 「毎年言われている」のはなぜ?
健診センターで感じることがあります。子宮筋腫を指摘されると「毎年言われています」とおっしゃる方が本当に多い。
それは、筋腫が急に消えるものではなく、経過観察しながら付き合っていくものだからです。毎年言われること自体は、おかしいことではありません。「今もあるよ、サイズはこのくらい」と確認し続けることが大切なんです。
⏳ 放置していいの?
症状がなく、大きさが変わらなければ経過観察でOKなことがほとんどです。
ただし「放置=何もしなくていい」ではなく、半年〜1年に1回のエコーでサイズを確認し続けることが大切です。

📏 治療の目安は「10cm」?
「どれくらいになったら治療が必要?」とよく聞かれますが、一つの目安として**10cm(新生児の頭くらい)**と言われることがあります。
10cmを超えると
- 膀胱が押されてトイレが近くなる
- 腰痛や便秘が起きる
- 下腹部がぽっこり硬くなる
などが出てきやすいため、手術や薬での治療を検討するタイミングになります。
ただし大きさより「症状」が大事!
3cmの小さな筋腫でも、できた場所によってはひどい生理痛や貧血を引き起こすことがあります。逆に10cmに近くても全く症状がない方もいます。
**数字より「今のあなたの生活が辛くなっていないか」**が判断の軸です。
こんな症状があれば早めに婦人科へ:
- 生理の量が多くてナプキンがすぐ漏れてしまう
- 貧血でフラフラして仕事や家事が手につかない
🌸 閉経すると小さくなる
これは実際に健診センターで何度も目にしていることですが——閉経後に筋腫が自然に小さくなっている方はよくいます。
エストロゲンがなくなることで、筋腫が縮んでいくんです。
「もう何十年もある」という方でも、閉経を境に「あれ、小さくなってる」となることがある。だからこそ、閉経が近い方は「今の状態でもう少し様子を見る」という選択も十分ありです。
年齢・症状・今後の妊娠の希望などを含め、先生と一緒に「今の自分に合った選択」を考えていきましょう。
ももからのメッセージ🍑
「どうして私だけ…」と思わなくて大丈夫。女性の3〜4人に1人は持っています。
大切なのは自分を責めることではなく、定期的にサイズを確認しながら「今は経過観察でいい」「今は治療を考えよう」と、体の状態に合わせて付き合っていくこと🌸
健診のエコー結果を見ながら気になることがあれば、遠慮なく声をかけてくださいね😊
※当ブログの情報は一般的な情報提供を目的としており、医療行為・個別の診断に代わるものではありません。気になる症状や検査結果については、必ず医療機関にご相談ください。
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